先日のオフミで意外に好評だったので軽くおさらい。
と、その前に恒例のお天気ネタ。

先ずは昨日の夕景から。色調がおかしいのはカメラのせいで何時もの事なのでご容赦を。
雲は厚いながらも辛うじて富士山が見えているという絶妙な状態?
そして今朝はこんな感じ。

冷え込んだせいもあってか、夜明け前からしっかりシルエットが見えてたのが印象的。
そして東を向くと。

ビルの向こうから朝陽が。ちょっと雲が多いかな?
では本題のFOXについて。


キットはこんな状態で販売されていて、安い所を探せば\1400位で入手可能。
因みに最近のロットでは新色になって。


こんなカラーリングに。
違う色同士をニコイチすると単色になるので。

2機購入して先ずはオーソドックスにRC化してみるのがお勧め。構造や癖も解った方が弄り易いし、何より小さいくせに良く飛ぶんで何処でも飛ばせるから。
因みに普通に手に入るメカを使っても。

バッテリ込みでこの位では仕上がる筈。
一通り慣れた所で、ではエンテ翼に。

これは初フラ後に最低限の調整だけ済ませた状態。
制御系はまだエレボンのみで先尾翼は固定。
重心合わせのためにバッテリはこんな所に。

300mAh2Sで軽いのもあって、殆ど機首って位置に積んでようやくバランスが取れている状態。
上記仕様でのフライトの様子。

低速では結構吊り気味な感じの飛行姿勢に。
前方からだとこんな感じ。

先尾翼、主翼共に結構撓んでいるのが解るかと。
この時点ではどちらも補強らしい補強は入れていなかったんだけど、過激なフライトをするのでなければこの方が座りは良いので、基本的にはこの状態がお勧めかなぁ。
その後先尾翼にも動翼を追加。

当初は小さめの動翼だったんだけど、結局は尾翼の幅一杯まで拡大。
見ての通りに結構な補強が入っているけど、先尾翼の動翼は効きが良い為に少しの狂いが飛行特性に与える影響が大きく、気が付いたらガッチガチの状態に。
先尾翼に動翼を追加した当初の全体図。

サーボはこの位置に搭載。実は受信機はBergの4chで、先尾翼は通常のラダーchに接続。送信機側のミキシングを使ってラダー動作をキャンセルし、エレベータからミキシングを加えてエレボン+先尾翼エレベータという制御方式に。
因みに、この頃から着陸時のペラ破損を嫌って折れペラを装備。
そしてフライトの様子。

先尾翼がヘニャヘニャしている為に速度域によって異なる癖が出てしまい、かなり飛ばし難かった頃。最終的には2つ上の拡大画像の様にガチガチに補強を追加して、どうにか扱える状態に。
モータマウントと主翼取付部。

モータはCT2211-1700を胴体の尾部(本来の機首)を切り落とした所に埋め込んだカーボンパイプにマウント。プッシャーなのでサイドスラストは不要で、上下方向は主翼との位置関係次第。微妙な角度でかなり特性が変わるので、固定は慎重に!
そして主翼は本来のキャノピー部分の下側を大きく掘り込んでスペースを作り、そこに固定。キャノピーパーツと主翼と相互に干渉具合を確認しながら、良く切れるカッターで作業。仰角は胴体と水平、左右の傾きと捩じれにだけ注意すれば現物合わせでそんなに難しくはないと思われ。
この機体ではアンプをこの位置にマウントしているけど、メンテナンス性を考えるとこれはあまりお勧めじゃないかも?
そして最新の状態がこちら。

主翼の取付状態はご覧の通りで、一時期主翼前縁に入れていた補強は切除して若干の撓みを生じる状態に。これでちょっと素直になったけど、更に水平安定板の面積が大き過ぎる為に癖が出ているのではと睨んで、小さくした状態でテスト待ち。
因みにこの画像のパイロットのちょっと後ろ位が重心位置。感触としてはもう少し後退させても大丈夫そうだけど。
てな事で、EPP素材故にカッター片手に弄ってるうちに出来上がったのがこの機体。
キモは基本的なアプローチは無尾翼機として主翼周りで安定性を確保し、それに先尾翼を追加する様なスタイルで進めると上手く行きやすいかと。主翼の中間にトーインを付けて追加してある安定板や、重心位置なんかは正に無尾翼機と同じ発想だし。因みに先尾翼はセオリー通りに主翼に対して3度位の仰角を持って取り付けてあるけど、この辺りは飛行スタイルにもよると思うんでトライ&エラーでお好みの角度を探して貰うのが良いかと。フルフライングで強度と精度が確保出来るのなら、それも手かも?(私は断念)
かなり端折った解説なんで、何かあれば遠慮なくコメントを!
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